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当 組 合 の 基 本 方 針
広島西部木材同業組合   

 広島西部木材同業組合は広島県西部の木材業に携わる34社により構成されています。廿日市市は平清盛が厳島神社を造営するころより木材の集積地となっていました。昭和40年代までは主に旧佐伯郡の佐伯町、湯来町、吉和村、及び近隣の町村からの木材が運ばれてきていました。取引される木材の種類は建築用材の杉、ヒノキ、松の他に家具用材のブナ、楢、カエデ、坑道の支えに用いられる坑木や鍬・ツルハシの柄物に使用するクリやカシ、宮島の伝統工芸である杓子やお盆の製造のための橡、東林坊(ミズキ)、ミズメ外の広葉樹等多岐にわたっていました。当時は国道2号線沿いに材木屋が連なっている状況でした。
 昭和53年の木材港開港のころは大径木が海外から輸入されるようになりました。大規模な製材工場が多く立地し貯木場には水面を覆いつくすようにたくさんの木材が浮かんでいました。平成に入ると原木の輸入量より製材品のほうが多くなり木材港の製材工場の数は減りLVL製造工場やプレカット工場など製材品を加工する工場が増えています。平成27年4月には株式会社ウッドワンがバイオマス発電所の稼働を始め木材の使われ方も時代に応じて変遷しております。
 平成12年には20パーセントを切っていた木材の自給率は平成27年には30パーセント以上に回復してまいりました。戦後に植林された杉、ヒノキが伐期を迎え林野庁は将来の木材需給率50パーセントを目指しています。木造住宅を建てることは都市に森を作ることだと言われています。消費者の皆様が木造住宅に住むことで「木のかおり」や「木のぬくもり」を感じながら快適な住まいを得られるだけでなく地球温暖化を抑制し国土の保全にも役立つことを知っていただければそれも実現させることも不可能ではありません。
 広島西部木材同業組合としては組合員の方々に経営の高度化や経営革新につながるさまざまな情報を提供するとともに消費者の皆様方に木の良さを知っていただく活動を継続して実施していきたいと存じます。そして、木材に関する知識を深め木の持つ可能性を最大限に引き出す努力を重ねてまいる所存でございます。